Rejuvenescence

Rejuvenescence

温かい気持ちになると共に、
深く反省することがありました。

今日はそれについて書かせていただきます。

思い込みや偏見、先入観はやはり悪だな
というお話です。
 
 
昨晩、家への帰り道。
駅から地上へ出てすぐのことです。

マリンボーダーのワンピース。

金髪の二十歳前後位の女の子が、
四十代位の男性に近寄っていくところ。
男性はスーツのサラリーマン風で、
自転車を停めるところです。

僕がすれ違う直前、
女の子が声をかけます。

「あの」

特に気にもかけず、
通り過ぎて数歩進んだあと、
続く言葉に体が凍りました。
 
 
「目の不自由な人が困るので、
そこに停めないでください」
 
 
視覚障害者誘導用ブロックにはみ出して
自転車は停められていたのです。
 
本当に驚きました。

男性は納得のいかない表情で
スタンドを直して自転車を押し出し、
女の子はそのまま駅の階段を
降りて行きました。

驚きのあまり、ただ茫然と見ていました。

そして、とても感動した反面、
えもいわれぬ罪悪感を感じたのです。
 
僕もかつて髪を染め、好きな服装をして
「大人なんて」と口にする若者でした。
話が通じる大人はごく稀であって、
ほとんどは理解の対象外と見ていました。
 
大人になった今どうなのか。
 
頭は固くなっていないか。
情熱をもって行動しているか。
本質は見えているか。
 
 
偏見や先入観はどんな場合でも悪です。

齢を重ねて熟成され、
高性能になるはずのフィルター。

大切なものまでも遮断したくはないですね。