その先にあるもの

その先にあるもの

「断つ」ことが出来ない人は、
覚悟が足りないと
思い込んでいるのかもしれません。

何かを断とうとする時、
それを「いらないもの」
究極的には「悪」と
位置づけるはずです。

では、
なぜ出来ないのでしょう。

それを断ったことと
引き換えに、
何を手に入れようとしたのか、
そのことを
忘れてはいけないと
思うのです。

例えば、煙草は、
やめたいのにやめられない、
そんな代表の一つかもしれません。

断ちたい理由としては、
健康や節約、
周囲への影響といった
ものでしょうか。

私は煙草をやめて
ちょうど7年が経ちます。

マルボロと
ワイルドターキー、
レスポールがあれば
生きていける。

そんな冗談を言っていた
頃もありました。

それでも、
治療や受診を
一切することなく、
学生の頃からの喫煙習慣を
その日を境に断ちました。

私の場合は、
失ったあるモノを取り戻したい。
そんな
願掛けのようなものでした。

そして結局、
もう取り戻せないこと、
そこに立ち止まっていても
誰も笑顔になれないことを理解し、
その想いも断ちました。

止まっていた時計を
また動かすような。

依存や執着、
安らぎではない場所へ
歩き出すような感覚。

辛いことでしたが、
難しいことでは
ありませんでした。

つまりは、
気持ちの置き方や、
捉え方だと感じます。

もしあなたが今、
何かを断てずにいるなら。

意思が弱いと
嘆くのではなく。

「その先にあるもの」

もう一度、
それを見つめてみると
良いのかもしれませんね。
 

 
その先にあるもの