ミュージシャンシップ

ミュージシャンシップ

あまり耳馴染みのない言葉かもしれません。

スポーツマンシップ。
こちらならいかがでしょう。
随分認知度は高いと思います。

スポーツマンシップに則り正々堂々と-
体育祭などの選手宣誓で使われる
精神論のひとつですね。

それを置き換えた言葉だと
お考えください。
 
 
とはいえ、
具体的な言葉や定義はありません。
抽象度の高い言葉です。

例えば、曲の演奏や即興のスキル、
培われたセンス、知識に音楽理論。

更には、作曲や編曲に必要な
発想力、想像力。
そして特定のジャンルに囚われない感覚、
時代が求めるものを察知する嗅覚。

ミュージシャンシップとは、
そういったもだと捉えられています。
 
 
音楽を職業としなくなって
5年以上経った今、
改めて強く感じます。

この精神はどの職業にも言える、
人生その他すべてのもに通じている、
そのことです。
 
 
身につけた技術、知識やノウハウ、
偽りなく己を表現、行動する心。
セオリーに囚われない、
固定観念のないアイディアにブランド。
柔軟で臨機応変なインプロビゼーション。

時に主旋律、また時には伴奏を。

ハーモニーを付け、
展開に合せて激しく、
または優しく。

ソロで、複数名で、大楽団で。

聴衆(顧客)を、
演奏者(仲間)を想い、
まっすぐに感じて。
 
 
絶対的な個をもって、

相対的価値を妥協なく高めていくこと。
 
 
もはや音楽家に留めた精神論では
ないことに気づきます。

そもそも、音楽を職業とする人間だけを
音楽家と呼ぶものでもないのでしょう。

生き様にも通ずる本質的な
概念だと思っています。
 
 
ミュージシャンシップ。
 
 
生涯忘れることなく、
そしてこれを持つ人と
より多く関わって行きたい。

そう願うのです。